■加工機への素材の投入および加工後の製品取出し、3次元測定機へのセット、
リセットを6軸多関節ロボットにより実現しました。
導入前 |
加工機への素材供給と芯振れの検査及び加工品を取出した後に3次測定機へのセットを行い、
良品、不良品を各々のケースに収納していました。
導入前は1名が常時配置されなければならない状況でした。
自動化内容 |
ロボットによる加工機への素材供給や加工品を取り出し
さらに素材供給時に、芯振れの検査を接触センサーで検査することで正確に判断できるようになりました。
供給された後に測定器へセットし、測定後は不良品と良品に分けてロボットが収納します。
加工機への供給素材は鉄とステンレスです。
加工機への素材供給・検品だけではなく、箱へ収納し設定された生産量になるまで繰り返します。
納品数が規定数量に達するとアラームで知らせます。
導入後 |
今までは、1人で全ての工程を行っていたが現在は0.2人となりました。
0.2人の作業内容は、規定数量の設定と空箱の交換の作業のみとなりました。
余剰人員を別工程へ移動させたことで、工場全体の生産量が向上しました。