穴あけ・切削・締めは単純作業だけど人がやっている・・・
工場の生産工程では穴あけ、切削、締めなど単純作業にも関わらず、自動加工できていない場合があります。特に、多品種少量生産の工場の場合、人に依存している場合がありますが、人手不足の現在では、工場の従業員の採用コストが高く、単純作業を自動化させたいというご要望が多くなっています。
さらに、金属加工工場の場合は作業環境が悪く、オイルヒュームや切粉などが舞っており、そういった環境はさらに人手不足が深刻です。また、重量物や大型製品の場合、ワークが重いこともあり、従業員にとって重労働になっており、「人気のない工場」になってしまいがちです。
そんな中、少量多品種の建材工場や大型ワークなどの工場であっても人気の工場に共通しているのは、「穴あけ・切削・締めの自動化」でした。
どうしても多品種少量生産の工場は、大量生産の工場と比較して自動化が難しいです。また、製品、ワークが重量物であったり、大型の場合も自動化が進みづらいです。「検討もしたことない」という工場もあります。
しかし、最近では重量物のワークの工場や大型製品を生産している工場、特に多品種少量生産の工場で自動化・ロボット化が進んでいます。大手だけとくに進んでいましたが、中企業や地場の工場でも数多く進んでおり、今注目されています。「うちのは無理だな」と諦めていると、人手不足がさらに深刻となり、工場の生産性が他社と比較して劣ってしまうかもしれません。
だからこそ、穴あけ、切削、ネジ締めといった単純作業で出来る工程は自動加工にできないかを検討する必要があります。
加工の自動化はロード・アンロードまで!
穴あけ、切削、ネジ締めといった作業は、単体で考えると自動化しやすい工程です。しかし、多品種少量生産になると自動化が難しいのではないかと不安になります。しかし、最近では自動加工に工場をシフトする際も多品種少量生産に対応したロボット、自動機が増えており、多品種少量生産こそ効果を発揮しやすくなります。
一方で、見落としがちな自動化のポイントはワークのロード・アンロードです。切削や穴あけ、ネジ締めなどの「加工」は自動化しても、ワーク自体のロードやアンロードといった出し入れで結局人手に依存している場合があります。大量生産の場合は連続式で自動加工を実現している工場が多いですが、多品種少量生産の場合はロード・アンロードも含めて自動加工を検討することが成功のポイントです。
工場の生産状況、生産ラインやスペースによってはロード・アンロードで専用機やロボットが必要になりますが、「自動加工しても結局省力化できていない」というケースを防ぐためにも、「その工程だけでなく前後工程も考えた上で工場にとって最適な自動化」を進めることが大事です。
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自動加工で生産性を上げるためのパートナー選び!
自動加工は切削・穴あけ・締めを自動化するだけではありません。もちろん、そういった加工工程を自動加工にすることによって省力化できますが、加工工程だけでなくその前後も考えた上で自動化の検討を進めることで労働生産性をアップし、作業環境の悪い工程を人手に依存しない工場を実現できます。
だからこそ、自動化を検討する際に重要なことは「工場の生産性を上げるために検討するパートナー」を選ぶことです。ロボットインテグレータやロボットメーカーなど自動加工のメーカーは様々な企業がありますが、工場の生産性をアップするために検討を進めるパートナーを選ぶことが重要です。
特に、多品種少量生産など工場の生産状況に合わせた実績を持ち合わせており、重量物や大型のワークにも対応しているパートナーを選ぶことが大事です。
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